みなさんこんにちは。フリーライターのつじです。
2020年3月末に発売されたあつまれどうぶつの森をプレイすること早2ヶ月が過ぎ、イベントや化石発掘、虫採りや魚釣りなどを楽しむ日々が続いています。
中でも魚釣りはシーラカンスやリュウグウノツカイ、カジキなどが釣れるとテンションMAXになりますよね。
しかし、時にどの大きな魚影にはスズキという名のトラップが仕掛けられていることも。その罠にハマり、荷物がスズキまみれになって肩を落とした方も多いのではないでしょうか。
そしていつの日か私たちは、大きな魚影を見る度に「どうせスズキ」とスルーし、それでも釣った後には「またスズキ」「やっぱりスズキ」と更に肩を落とす経験を数十回繰り返すのです。
しかし、私はスズキを見る度に「大きいうえに食卓で見たこともないから、実は高価な魚なのでは?」と疑問を抱いたため、スズキについて調べることにしました。
今回はあつ森でスズキを釣る度に肩を落とす方に向けて、現実のスズキとあつ森のスズキの違いをお伝えします。
あつまれどうぶつの森をプレイしたことがない方や、どうぶつの森自体をプレイしたことが無い方はこちらも参考にしてください。

あつ森で登場するスズキについて
まずは、あつ森界に登場するスズキについてチェックしてみましょう。
スズキは歴代の作品でも釣ったときに「またお前かー!」と言われる魚です。出没率が高く、売値が安いことで定番となっています。

出没する季節は一年中、24時間365日いつでも釣ることができる魚です。売値は前作では200ベルとなっていましたが、あつ森では400ベルで売れるようになりました。
そんなスズキはいつでも海から主人公を見守ってくれる魚でありつつも、あまりに釣れすぎて有り難みがなくなってしまった魚のうちの一つでもあります。
では、あつ森の世界で安くて大きい魚であるスズキが現実世界ではどのような立ち位置にいるのか、チェックしてみましょう。
実在するスズキについて
実在するスズキは、実際に食べることもできる魚で英語では「Japanese sea bass」と言われることがある魚です。
体長は80cm〜1m程度ですが、20〜30cmのときは「セイゴ」、40〜60cmのときは「フッコ」と呼ばれ、それ以上の大きさになるとスズキと呼ばれます。(大きさで名前が変わる魚を出世魚と呼ぶそうです)
あつ森で登場するスズキは一年中捕獲できますが、実際の産卵期は秋〜冬。東京湾や瀬戸内海周辺、若狭湾や土佐湾など全国各地で産卵し、成魚の旬は5〜9月になると言われています。産地は千葉県、福岡県、愛知県など。関東地方より西の方面で多く釣れるようです。
そんなスズキの外観はこんな感じ。

あつ森で登場するスズキと実在するスズキの見た目はほぼ変わらず。しかし、実際にみなさんが気になるのはスズキのお値段や珍しさでしょう。
スズキは刺し身やムニエル、塩焼きで食べることができ、スーパーでは切り身にしたものを買うことができます。そんなスズキは過去に高級魚と言われたこともあるようですが、あつ森の世界ではたったの400ベル!!
現在はどれくらいの値段で買えるか気になりますよね?そんなスズキの値段は以下になります。
スズキ(一尾まるごと・刺身)
一尾5,000円弱、お刺身にしても800円ちょっと。こんなに高価で美味しいと言われているものを私たちは「またスズキ」「どうせスズキ」「やっぱりスズキ」「ほれ見ろスズキ」とおざなりにしてしまっていたのです。
生きとし生けるものを大事にしなさいといつかお母さんに言われたあの教えを守るべきと、現実のスズキとあつ森のスズキを比較した私たちはおしえられているのかもしれませんね。
しかし、大きな魚影な故に私たちのシーラカンスやマグロかも…!?という期待をさせてしまうスズキも、ちょっぴり罪な魚なのかもしれません。
これからは「ようこそスズキ」「ありがとうスズキ」と言おう
今回、私はあつ森の世界で蔑ろにしてしまったスズキを調べて「現実では良い魚でる」という事実を知ることができました。また、意外とお高いスズキの値段を見てビックリした次第です。
みなさんもあつ森でスズキが釣れたときは「ああ、またスズキか」と思わずに「お前は刺身にすると美味しいんだろ?いつか現実で会おうな!」と迎え入れ、そして逃さずにせめてたぬきちの元へ売却してあげましょう(笑)
また、どうぶつの森は現実の世界とゲームの世界の比較を想像すると更に楽しくプレイできるゲームでもあります。今回の記事で興味を持った方もぜひ遊んでみてくださいね!
あつまれどうぶつの森
それでは、また。