恋愛

もしやネタ?いや、実話!入院中に揺れた恋愛観のはなし

みなさんどうも。つじです。

さまざまな年代の人とお会いすることが増えており、5年ほどまえに入院を通して恋愛観が変わったときのことを思い出しました。

今回は過去に入院したときの思い出話を書いていこうと思います。

入院と言えども内容は全く重くありません。いつものように「まーたあのおバカが…」と思いながら読んでいただけたらと思います。

ある日突然の胃痛→救急車に搬送

それは今から5年ほど前の春に起きた出来事です。

某日 16時 某大学 構内

大学に在学中の私は元々胃酸過多で悩んでおり、夕方の講義の後に小腹が空いては胃痛に悩むという日々を過ごしていました。

その日も夕方まで講義を受けて胃痛がしたため売店でパンを買って食べて帰宅。帰宅後は地元でピアノのレッスンを受ける予定でしたがあまりに痛く、レッスンを休むことにしました。

某日 20時 自宅

胃痛に苦しみ寝込むこと2時間。まだ良くならない。そして痛み止めを飲みまた横になりました。

その4時間後。私は決断を下します。

某日 24時 自宅

おかしい。どう考えてもおかしい。

16時頃から痛みに耐えること8時間。痛みは止むことはなくむしろ強まっているのではないかという状況でした。さすがに寝込む私を心配する父も様子を見に行きます。

どうしようかと悩み、健康保険と連携しているお悩みダイヤルにヒィヒィ言いながら電話をすると「胃潰瘍かもしれません」と言われました。

胃潰瘍で救急車を呼ぶべきかは分かりませんがとにかく寝付けないほど痛い。無理。

このまま私は明日を迎えられない…と判断して私は父に「救急車を呼んで」とお願いして軽い身支度を済ませて救急車に乗りました。

搬送時の私は39度の高熱。脈拍は136程度だったかと思います。

今、私は熱い女になっている場合ではない。しかもハウスミュージックみたいなビートを体から刻むために生まれたわけでもない。

アルコール消毒を施した手の甲に点滴を刺され「あーあ、あんたお酒気をつけなさいよ」と言われたことや、胃が痛いながらに「すみません、すみません」と救急隊の方に謝っていたのは今でも忘れません。

病院に到着→そのまま入院

病院に到着してエコー検査などを終えて受けた診断結果は「虫垂炎」でした。

虫垂炎とは、何らかの原因で虫垂に炎症が起こる病態を指し、一般的には「もうちょう」として知られています。強い腹痛が起こり、場合によっては腹膜炎になります。
引用元:大阪市立十三市民病院

胃潰瘍ではなかったものの、虫垂炎とやらはこんなに痛いのか。ということしか考えられなかった私は診察室のベッドの上で「虫垂炎」という言葉をぐるぐるさせつつ「出産ってもっと痛いのかな…」と考えながら痛みと戦っていました。

某日 1時 都内総合病院 外科病棟

当直の先生は同伴してくれた父に「このまま入院してください」と告げました。

戸惑う父を横目に「あら、お医者さんに今夜は君を帰さないよ♡と言われちゃったわー!」と脳内で変換しながら入院という事実を受け入れる私。

私は5人部屋の一角に入ることに。うち1つのベッドは空いており、他の御三方は70代以上のおばちゃまでした。そのうち2人のおばちゃまが私の恋愛観を変えてしまいます。

カーテン越しは現実的な世界

入院中にオンデマンドでコナンの映画を全て観たり、課題をこなしたりして、非常に穏やかな日々を送っていました。

ある日カーテン越しに他のおばちゃまの会話が聞こえます。

聞こえたのは人生の先輩の声

病室は基本的にカーテンで仕切っているため同じ病室でも相部屋の方とお会いすることはあまりありません。年齡が離れているとなおのこと。

メールをチェックしていたら(病室内は携帯使用OKで通話はラウンジで行う)、カーテン越しに相部屋のご婦人たちの会話が聞こえました。

あなた、每日旦那さんにお見舞いに来てもらっているの?
そうよ。夕方にきてもらってるの。あなたの方は?
うちはもう、2年前に主人が先に逝ってしまってねえ…
あら、そうだったの。うちは主人が年下だから…
あら、いいわねぇー!やっぱ年下の男と結婚するのが正解よ!

…年下の男と結婚するのが…正解…だと!?

なんということだ。人生の酸いも甘いも経験してきた方々はそう思うのか?

これまで年下の男性に見向きもしなかった私は、新たな価値観を植え付けられなんとも言えない気持ちになりました。

しかし、どうしようか。お見舞いに来てくれた彼氏は私より年上。この先結婚するかどうかは分からないが、もしかしたら私も数十年後に同じような経験を…?

カーテン越しに20代女子がざわざわしていたのはこのご婦人たちは知るよしもないでしょう。

ご婦人によってぶち壊された恋愛観

これまで私は「リードしてくれる年上の人が好き!」という気持ちがあり、年上の男性を好きになることが多かったことから、恋愛対象を年上オンリーに絞って恋活をしていました。

将来看取ってくれる人がいなくなるかもしれないと考えると、もしかしたら私はこの先年下の男性と恋愛をしてもいいかもしれない。

この考えは長年私にまとわりついており、実は結婚する寸前にふと思い出して「本当に5歳年上のサリーちゃんと結婚して良いのか」という迷いを与えるまで影響しました。

恐るべし人生の大先輩の意見。

しかし結局選んだのは好きな人

そんなことが起きた数年後に私は結婚をしましたが、選んだのは5歳年上のサリーちゃんでした。

最近、健康診断の肝機能に引っかかった。サリーちゃん。

お願いだ、私がいつかおばあちゃんになったときに「やっぱり年下の男と結婚するのが正解よ!」と言うことがないようになるべく長生きしておくれよ。

そして、キチンと健康診断の再検査に行っておくれ…。

こんなにも人生を生き抜いた人たちの意見が大きいとは私は思いもしませんでした。しかし、そうなっても結局選ぶのは好きになった人。選んだ人との人生を充実させることが大事なのかもしれません。

ちなみに、退院した日に向かいのベッドのおばあちゃんに挨拶をしたら一言。

またねえー!

と言われました。またねってなんだよ!おばあちゃん、どこで会うねん!

 

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