みなさんこんにちは。フリーライターのつじです。
家族みんなが家に居る時間が増えている人が多い今日この頃、「パートナーは家にいるのになぜ家事をやってくれないんだ」とストレスを抱えている方が急増しているかと思います。
その怒りは爆発したらもう最後。怒りを防ぐには怒らせないことが大切です。
(私も結婚時代に何度怒ったか分かりません)
今回は、男女ともに気をつけたい家事分担での喧嘩や離婚防ぐための考え方や対策を紹介します。
家事分担の男女割合は?
共働きで家事を行う男性も増えてきている世の中ですが、家事分担の男女割合は以下になります。

男女共同参画局という内閣府が調査したデータによると、調査回第4回〜6回にかけて奥さんのほうが多いという結果に。参照元には以下のように記載されています。
妻と夫の1日の平均家事時間は、妻は平日263分(5年前に比べ17分減)、休日284分(同14分減)、夫は平日37分(同6分増)、休日66分(同7分増)だった。
夫婦のデータだけども旦那さん!家事をやるのが少なすぎませんか?
奥さんがワンオペと認識しなかったとしてもこの割合がでていると考えると、ワンオペ家事で辛いと感じている方はほぼ100%家事を行っていると感じます。
ここまで数値化されてしまうと胃の辺りがキュンキュンする方が増えるかと思いますが、相手を怒らせないためには、不満を抱える要因を知るのが大切です。
では、家事を多くやっている人がどのような点に不満を抱えているのかチェックしてみましょう。
家事分担で喧嘩になる要因
家事をやっていないゆえに相手に不満を抱かせてしまうのはもちろんですが、自分は家事をやっている、手伝っていると思っていても相手を怒らせてしまうことは多々あります。
家事は「言われたらやる」だけ「やったつもり」では何も意味はありません。家事分担で喧嘩になった、相手を怒らせてしまった方は以下の理由を見て反省しましょう。
自らやろうとしない
カップルや夫婦で暮らすと2人で暮らしている故に「自分がやらなくても相手がやってくれているだろう」と言う意識が働いて自ら家事をやらなくなる方も多いでしょう。
しかし、この気持ちは家事をやってくれないという怒りを蓄積させてしまうことも。また、違う環境で育ったもの同士が暮らすと掃除の頻度の感覚も違います。
例えば掃除や洗濯の相手が気になったら掃除をするだろう、ではなく「一緒に暮らす場所を清潔に保とう」という意識を持って行うようにすること。
料理も「作れるほうが作る」ではなく「相手が風邪を引いたときに自分が代りに作れるようする」という意識を持って自ら行うようにしましょう。
頼まれた家事を「今すぐ」やらない
ゴミ出しや洗濯物を干す、掃除を行うときなどに手伝って欲しいとき、相手がスマホでゲームをしたりSNSを見たりしていて気づいたときには終わっていた。という経験はありませんか? 実はこれ、相手を激怒させてしまう原因に繋がります。
頼まれた側は「今すぐやらなくてもいいや」と思うかもしれませんが頼んだ側は「早めにやることをやってゆっくりしたい」と思ったり「他の家事も終わらせたいから早くやりたい」と思うこともあります。
また、頼んですぐに家事をやってくれないと「家のことよりゲームやSNSの方が大事なの?」と思われることも。
頼まれた家事は今すぐやりましょう。どうしてもできない場合は「何分後にやるか」を説明することも大切です。
相手が家事をやり忘れたときに謝らない
同棲中や結婚生活中に相手が「ゴミを出し忘れた!」「洗濯物を干し忘れた…」と言ったときに「明日やろう、ドンマイ」と言ったことはありませんか?
この言葉を言われた側が思うことは「この家で家事をやるのは私だけなの?」という気持ちです。
相手の家事のやり忘れは、相手ではなく家事を一緒にやろうとしなかったあなた自身の責任でもあります。家事は1人ではなく住んでいる人みんなでやるもの。パートナーが家事をやり忘れたときは「自分も気が利かなかったね、ごめんなさい」と謝るようにしましょう。
どうしても仕事が忙しくてやれないのであれば、掃除ロボットを買う、乾燥機つき洗濯機や食器洗い機を買うことも視野にいれてください。
家事をサボりたい方におすすめの家電3選
これらを買えないのであれば細やかに家事をやりましょう。また、家事をやるときは、作業を細分化して行うことが大切です。
このように、料理、洗濯、掃除を大きく3つに分けた家事も細かく細分化されます。ゴミ捨てひとつも「ゴミ箱をチェックする、ゴミ袋を取り替える」など細かい作業を行ないます。
名も無き家事を相手に理解させたい方は、机の上にそっとこの本を置いておきましょう笑
やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた
名も無き家事は、家事をやっている人でないと気づかないことがたくさんあります。相手の気持ちを理解するには、相手と同じことをやってみることも大切です。(分かったつもりは分かったことにはなりません)
名もなき家事の概要を詳しく知りたい方はこちらも参考にして下さい。
「名もなき家事」ランキング|家事シェアハウス|間取りと暮らし方|注文住宅|ダイワハウス
家事はお互いが「自分が全部やる」と意識してやる
同棲や結婚生活の家事分担で一番喧嘩しない考え方は「この家の家事は全部自分がやる」という意識で生活をすることです。
担当を決めるわけではなく、やってもらったら感謝の気持を伝えることでもない。相手がやってくれるだろう、ではなく相手がやってくれることに期待をせず、自ら率先として行うことが一番の近道になります。
また、家事を行う割合は一般論でまだまだ女性の方が多いですが、男性に家事を任せている女性も「この家で家事をやるのは自分」と当事者意識を持つようにしましょう。
今回紹介した内容を参考に、互いが当事者意識を持って家事を行う人が一人でも増えることを切に願います。
それではまた。