みなさんこんにちは。つじです。
先日、知人の不幸があり、喪服を借りるべく母と再会しました。
互いの近況報告や世間話に花を咲かせたのですが、57歳の母が介護士の資格を取得するべく近々スクールに通うとのこと。
1年弱の通学でOK!学費も10万円程度しかかからない上に資格を受けられるとのことで、この年齢で手に職をつけることにしたそうです。
私の祖母も、母の妹にあたる叔母も元気にしているようで、何よりでした。
一昔前、女は結婚したら家庭に入って主人を支えて…なんて言っていたのに、昭和生まれの母も叔母も祖母も元気すぎる!
ちょっとびっくりで笑ってしまうくらい元気でしたので、今回は母と叔母、そして祖母のパワフルさについて紹介していこうと思います。
最強で天然?母 57歳
この3名の中では強さレベル1の母。
先程述べたように、介護士の資格を取得するべくスクールに通おうとしています。どうやらマンションに住んでいる友人や70歳の女性の方が介護士として働いているようで、手に職をつけたいと決めたようです。
バリバリのキャリアウーマン体質かと思いきや、20代の前半で結婚して兄(31歳)と私を産んで、家庭に入った母。
しかし、主婦業をこなせずストレスで寝込む日々を送っていました。
私が8歳になる年に父と離婚をして、数年後に再婚。再婚後は仕事と家庭の両立に勤しむ母です。
今ではすっかり性格が丸くなった母。実は天然な一面あり。
AKB48が出たての頃にAKBを「赤羽」の略と勘違い。(当時赤羽の繁華街にあったガールズバーが本家AKBだと勘違いしていた)
また、つい最近まで私の仕事をフリーランスでライターをやっているのではなく「フリーター」と勘違いする始末。
仕事を辞めて数カ月後に再会した際「ともちゃん、会社を辞めてフリーターになったんだって!?」と言われた私は、どこから説明すれば良いか困惑したのは言うまでもありません。
天然ながら、再婚後は仕事と家庭の両立に勤しんでいる母は与えられた仕事はバリバリこなす!というタイプで、仕事でNOと言わないに等しいくらいバリバリこなしています。
母よ、バリバリ働いているのだから、せめてフリーターとフリーランスの違いは理解しておくれ…。
働くと病気が治る叔母 55歳
この3名の中では強さレベル2の叔母。
母とは違い、昔からキャリアーウーマン体質で自由人の叔母。元々踊るのが好きで、日舞やジャズダンスをやっていました。また、日本テレビの歌番組などでバックダンサーをやっていたことも。
話によると「ここ数ヶ月連絡がとれない」と祖父母が心配している中、家族に黙ってNYに行ったり、ショーダンサーとして働いたりする叔母。
たまたま接待でショーパブに来ていた親に、露出の多い衣装姿で「あらパパぁ♡」と声をかけたこともあるそうです。接待相手に違うパパと勘違いをされたのは、言うまでもない。
そんな叔母は数年前、子宮筋腫の手術をして1年間休職。その間に胃潰瘍になってしまいました。
仕事がよっぽど辛かったのか、子宮筋腫になったのがショックだったのか、と思いきや。
胃潰瘍の原因は1年間の休職でした!!
ダンサーを辞めた後は、テレビ局の局員として働いていた叔母。仕事がよっぽど好きだったのでしょう。仕事を休んで1年間専業主婦でいたストレスで胃潰瘍になっていたようです。
因みに仕事に復帰したらあれよあれよと胃潰瘍は完治。仕事を休んだら病気が治る、という価値観はこのときぶち壊されたのは言うまでもありません。
ちなみに新しいことが大好きな叔母は今、母と一緒に星野源と米津玄師にドハマリしています。
折れない!ボケない!入院しない!最強の81歳
最後に紹介するのは81歳の祖母です。強さレベルは測定不可能(笑)
フットワークは軽く、老いを感じない。むしろ年齢を重ねるごとに何かが強くなっているのではないか、と感じる最強おばあちゃんです。
5年ほど前、膝の痛みに悩んだ祖母は、親戚が営む接骨院を受診。そのときに「膝の痛みには太極拳が良い」と言われ、次の日に区の太極拳教室に申込みに行き、入会をしました。
祖母は、ただ太極拳友達をつくって趣味として楽しむだけでは収まらなかったようで。太極拳を始めること、5年。ついに指導員の資格を習得。今は毎朝ボランティアで太極拳の初心者レッスンをしているそうです。
元々健康志向で元気な祖母ですが、81歳にして入院歴なし・骨折経験なしという恐ろしい祖母。
このまま元気で過ごしてほしいですが、ここまで元気だと中国に太極拳を習いに行ってしまうのではないかと孫の私はヒヤヒヤして仕方ありません。
令和になっても元気な母・叔母・祖母の共通点は?
私もこの先生涯現役でいたいと思うくらいの気持ちでいますが、それでも母や叔母、祖母には勝てないと感じる29歳の私。この最強ウーマンたちの共通点は何だ?と考えてみました。
その1.年齡で可能性を決めつけない
私たちは20代の前半で就職し、30歳までには結婚して…などと年齡で何をするかを決めがち。しかし、母や叔母、祖母の3人は年齡でやることを決めません。
57歳になっても仕事の幅を広げようとする母に、バリバリ仕事をこなしてライブに参戦する叔母。そして、太極拳を楽しむ祖母。
この3人を見ていると「いい年してそんな行動、そんな趣味…」なんて言うのがバカバカしくなります。
ただ、祖母が「太極拳のお友達がマツエクをやってたんだけども、私もやろうかしら♡」と言い始めたときはさすがに止めました(笑)
ファッションなどは年齡に合ったものを選ぶべきでも、仕事や趣味は年齡で決める必要はありません。
その2.仕事大好き!
祖母は主婦業と家業の手伝いをこなし、叔母と母は専業主婦中よりも、働いてからの方が元気!
そう、母も叔母も祖母も仕事が大好きなんです。それも仕事を奪ったら胃潰瘍になるくらいに…(笑)
仕事をするとお金だけではなく、新しい価値観やスキル、そして社会で自分が受け入れられるという承認を得ることができます。専業主婦がダメ!というわけではありませんが、仕事をしてナンボと私は思っています。
在宅でもクラウドワークスやランサーズでも仕事はできます。今は、家事代行サービスなどで仕事をする人も居ます。家が裕福でも自分のために仕事はしていた方が良いです。
その3.フットワーク軽し
このお三方、フットワークが軽い軽い!
母と叔母は旅行やライブを楽しみ、祖母は太極拳を勧められた次の日に教室に申し込みに行くというフットワークの軽さです。
20代の人でも何かしらを勧められると「検討します」と言ってそのままにする人はいると思います。でも、時間は有限なので思い立ったが吉日なのかな、と思います。
恐ろしき母の家系の女たち
ここまで年齡なんてただの数字、ということを実証してくれた人たちはなかなか居ないな、と感じたため今回はブログで紹介してみました。生涯現役を目指す私も負けていられません。
それにしてもこの母と叔母と祖母は有り余るくらい元気。でも、このお三方が元気なのは仕事があるからかもしれませんね。みんな、これからも元気に長生きしてね!